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ED(勃起不全)に関するよくある質問

 

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ED改善のための治療に関して、患者様からよくご質問をいただきます。

なかには「ED治療薬は服用すると危険なのでは?」といった、間違った情報を信じてしまっているケースや、「そもそもEDって何だろう?」といった悩みを抱えている方もいらっしゃいます。

今回はそういった「よくある疑問」について解説していきますので、正しい知識を身に付け、安心してED治療を行っていきましょう。

EDは病気じゃないから放っておいても大丈夫ですか?

EDとは「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」を指し、男性になら誰にでも起こりうる病気です。

EDは、動脈硬化を引き起こす可能性がある糖尿病や高血圧をはじめ、脂質異常症などの生活習慣病と関わりが深いため、放っておくことは危険です。

▽EDはいつか治りますか?

EDは、放っておけば治るという病気ではありません。

日常生活のストレスや疲れが原因の一時的な症状と思い込んでしまう場合がありますが、放置すると悪化する可能性も高いので、少しでも違和感があった時は早めに受診することをおすすめいたします。

EDの治療薬で勃起しますか?

治療薬を飲むだけで勃起するということはございません。

性的刺激を受けると、まず脳の中枢神経が興奮し、その情報が脊髄神経を通って陰茎へと伝わります。

すると陰茎の動脈が拡張し、陰茎海綿体という場所へ流れ込む血液量が増えます。同時に、陰茎海綿体の平滑筋が弛緩することにより海綿体へと血が流れ込み、流れ込んだ血液の圧力によって海綿体は硬くなります。これが勃起という現象です。

ED治療薬は勃起を「助ける」薬であって、決して精力剤や興奮剤ではありません。

バイアグラは心臓に悪いと聞いたことがありますが、本当ですか?

バイアグラなどのED治療薬が体に悪影響を及ぼすと考えている方は少なくありません。なかでも、心臓に負担がかかるのではないかと考えている方が多いようです。

実際は、バイアグラなどのED治療薬が心臓に悪い、負担をかけるといったことはありません。

ただし注意すべきなのは、バイアグラなどのED治療薬の服用により勃起力が改善された方が、普段よりも頑張って行為を激しくしてしまうことで心臓に負担がかかる場合があることです。

そのため、心臓に持病がある方や狭心症の方がバイアグラなどを服用したい場合、まずは医師に性行為をしても問題ないかということを確認することをおすすめします。

バイアグラは飲み続けると効果が薄れてしまいませんか?

一般的な薬は飲み続けると耐性が出来てしまい、効果が出にくくなる場合がありますが、ED治療薬は加齢が原因で効きにくくなる場合があります。

ED治療薬は「血管を拡張する」という役割を持っており、服用により血流を良くすることで勃起機能を補助します。

ただ、加齢とともに毛細血管は無くなっていくため、どうしても治療薬が及ぼす効果は薄れてしまう他、治療薬による副作用の影響も受けやすくなってしまいます。

診察時には下着を脱ぎますか?

EDの診察はほとんどが問診で完結します。

問診の中で、現在患者様が感じているEDの症状や服用中の薬、生活習慣等についてお伺いしたのち、患者様に最も適した治療薬をご提案いたします。

性器を見せていただくようなことはございません。

ネットで販売されている治療薬は本物ですか?

インターネットで販売されているEDの治療薬は、約半分が偽物という調査結果があります。(https://www.nippon-shinyaku.co.jp/official/company/news/20161124_news.pdf

本物や海外のジェネリックと偽って販売されている場合が多く、これらは服用すると強い副作用を伴ったり、健康に害が生じる場合もあります。

また、「恥ずかしい」といった理由でクリニックに来院しづらい、偽物が出回っていることを理解しながらも個人輸入等で購入してしまうといったケースも多いです。

必ずクリニック等の医療機関を通して処方してもらいましょう。

ED治療薬と低出力衝撃波治療は何が違うのでしょうか?

ED治療薬は一時的に陰茎内の血管を拡げることで勃起を促します。

年齢を重ねることで血管が減っていくと効果がなくなります。また薬なので副作用も出てきます。

低出力衝撃波治療では副作用の心配もありません。血管を新しく作っていくので、EDの根本治療とされています。さらに、血管が新しくでできればED薬の効果もあがります。

低出力衝撃波治療の効果は永続的に続くのですか?

効果は永続的には続きません。新生された血管は時間の経過とともに再び減少していきます。

ある論文では治療後2年経過しても70~80%の患者で効果の持続があったと報告していました。

衝撃波と聞くとかなり不安に感じるのですが、痛いのですか?

痛いのではないかと思われる方が多いですが、実際に受けられて痛いと言われる方はほとんどおりません。

低出力衝撃波治療の副作用はありますか?

副作用はほぼ皆無と論文でも報告されています。

年齢制限はありますか?

20歳以上が対象の治療となっております。高齢者でも問題なく受けていただくことが可能です。