ストレスによるEDにはどう対処したらいい?
ストレスによるEDとは?
身体的には問題ないものの、心理面、精神面にかかるストレスによって引き起こされるEDのことであり、心因性EDともいいます。
心因性EDの原因はさまざまで、性行為に対する何らかのプレッシャーや緊張、焦りが原因となっている場合が多くあります。
また、そういった不安を一人で解決しようと思い悩むことがストレスとなってEDを発症している場合も多くあります。
では、どのように心因性EDと向き合っていけばよいのでしょうか。
心因性EDが引き起こされる原因となってしまいがちな具体的なケースを紹介するとともに、そういった状況への対処法を解説していきます。
心因性EDによくあるケース
【Case1.初めての性行為への緊張で勃起できない】
特に20代の方が抱えていることの多い悩みですが、性行為をするにあたって、パートナーを満足させなければいけない、うまくやらなければいけないというプレッシャーを感じてしまう男性は多くいます。
対処法
ED治療薬を使用して、徐々に性行為に慣れていくのがいいでしょう。ED治療薬を使用すると「後押しされている」と感じる患者様もいらっしゃいます。
自分に自信を持つきっかけとなったり、性行為への気持ちを高めるという意味でも治療薬は効果的です。
また、悩みを抱えている場合には、一人で解決しようしないことが大切です。パートナーに相談し、一緒に解決していく過程で“心のつながり”ができるため、リラックスした状態で性行為に臨めるのです。
【Case.2仕事が忙しく、疲れてしまって性行為をする余裕がない】
「毎日仕事が忙しくて、体力的にも精神的にも疲弊してしまい、性行為をする余裕がない…。」というケースは、30代・40代のセックスレスの原因に多いです。
対処法
まずはパートナーとのコミュニケーションの時間を増やすことからはじめ、徐々に性行為への気持ちを高めていくと良いでしょう。例えば一緒に夕飯を食べる、一緒にお風呂に入る、一緒に寝るといったことが挙げられます。
あらかじめ性行為があることを予測できる場合には、睡眠をしっかりとって備えることをおすすめいたします。
【Case3.子作りへのプレッシャーから勃起できない】
子作りの際に、「今日はうまくやらないと」と普段以上のプレッシャーを感じてしまう男性も多くいます。
対処法
まずは夫婦間のスキンシップを増やし、リラックスした状態で性行為に臨むことが大切です。
治療薬をきっかけに性行為に慣れていくこともEDの改善に効果的です。治療薬を使用して性行為がうまくいった場合には、その経験が自信に繋がります。
一人で解決しようとせず、まずはパートナーやクリニックに相談しましょう。
【Case4.パートナーにだけ勃起しない】
なぜかパートナーにだけは勃起しない…という悩みに対しては、「性行為をしなくては」と身構えずに、少しずつステップアップしていくと心に余裕ができ、EDが改善する場合があります。
対処法
まずはお互いに触れ合う時間を増やし、スキンシップをとっていくことから始めましょう。例えば、マッサージやトレーニングを一緒に行うことで、パートナーとの共同作業を増やすことができます。
また、時にはパートナーに「好きだけど勃起しない」ということをきちんと伝えて、理解してもらうことも重要です。
【Case5.AVでは勃起するが実際の性行為では勃起しない】
AVを見すぎて、実際の性行為で勃起できなくなったという悩みを抱えている男性も多くいます。
対処法
そういった場合にはクリニックに相談し、ED治療薬を使用することで性行為に慣れていくことが効果的です。
また、AVの場合と実際の性行為は全く違うことを意識し、自分の中でタスク分けすることも必要となります。
【Case6.性行為とは直接的に関係ないことがEDの原因になっている】
職場でのストレスや性病への恐怖、コンプレックスによる自信の喪失など、日常生活での小さな不安がきっかけでEDとなってしまっている場合もあります。
対処法
こういった場合には原因となっている不安を解消する必要がある他、ED治療薬の使用によって性行為に慣れ、自信を取り戻すことが大切です。
まとめ
治療薬の使用をきっかけとして自信を取り戻し、性行為に慣れていくこともEDの改善方法の一つです。
しかし一人で悩みを抱え込まず、パートナーに悩みを共有して、一緒に問題を解決していくことが二人にとってベストな方法の可能性もあります。
パートナーと体でなく心で繋がるために、まずはコミュニケーションやスキンシップを増やし、気持ちをリラックスさせることがEDの改善につながります。