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ED治療薬のバイアグラ、保存方法や使用期限などを詳しく紹介!

 

バイアグラ

ED治療薬の中でも人気と知名度の高いバイアグラ。高いシェア率を誇る薬ですが、使用の際には医師の指示に従い、正しい知識を備えたもとで服用することが大切です。

そこで今回は、バイアグラの成分や歴史とあわせて、保存方法や使用期限などについてご紹介いたします。

バイアグラに使用されている成分について

世界的に有名なED治療薬のバイアグラですが、実は成分名ではなく商品名です。
バイアグラの主成分はシルデナフィルという成分で、勃起を促す働きがあります。
しかし、シルデナフィルは、ED治療薬に使用されるものとして開発されたものではありませんでした。もともとは、狭心症の治療薬として開発されていた成分なのです。

狭心症とは、心臓へ続く冠動脈が狭くなり、心臓への血液が十分に供給されなくなってしまう病気です。胸の締め付け感や痛みなどを引き起こし、放置すると心筋梗塞などの重病にも発展してしまいます。このような症状を抑えるための治療薬としてシルデナフィルが開発されたのです。

しかし、シルデナフィル臨床試験では、期待されていた狭心症への改善効果が見られませんでした。これに伴って新薬の開発を中止にしようと思われていたのですが、なんと思わぬところに効果が出ることが発覚します。
先述している通り、シルデナフィルに勃起を促す効果があることがわかったのです。
その後、1998年1月にED治療薬の新薬として発売されることになり、全世界で使用されるほどの薬へと人気を集めていきました。

バイアグラの保存方法・使用期限とは?

バイアグラはピルケースに入れて保管することをおすすめします。
外出先にバイアグラを持ち運びたいという方も多いと思いますので、ピルケースに入れておけば衝撃などからバイアグラを守ることが可能です。高温多湿の状況でなければ常温保存ができるので、冷蔵庫などで保存する必要はありません。

また、使用期限はバイアグラの箱やPTPシートに記載があります。処方されてから数年ほどは使用可能ですが、服用の前には一度確認すると安心です。
しかし、ピルカッターなどで割ってしまったバイアグラには少々注意が必要です。バイアグラの表面はブルーカラーですが、ピルカッターなどで割ると断面は白くなっています。表面のブルー部分は、バイアグラの成分が劣化しないよう保護の役割を担っているのです。

劣化したバイアグラは体内で溶けにくくなったり、錠剤がボロボロになってしまったりすることがあるので、なるべく早く使用するようにしてください。保管の際にはサランラップなどで包み、約1~2週間程度の期間内に服用することをおすすめします。

もともとはED治療薬ではなく、狭心症の薬として開発されたバイアグラ
主成分であるシルデナフィルには勃起を鎮める働きのあるPDE5という物質を抑え、勃起を促すという働きがありますが、血管を拡張させるという作用もあります。
そのため、狭心症心筋梗塞などの薬を服用しているという方は、バイアグラを使用することはできません。健康に重大な被害を与えることがあるので、必ず使用を控えましょう。その他持病をお持ちの方も処方の際に医師に相談し、バイアグラの使用が可能であるかを診断してもらうことが大切です。安全と健康を守るためにも、信頼できる医師のもとで処方を受けることを心がけてください。