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腰痛がEDの原因になる可能性があるってホント!?

 

腰痛

インターネットが中心となっている現代の社会では、仕事はデスクワーク中心という方が多いでしょう。

毎日のようにデスクワークをしていると、疲労や体の痛みに関する悩みが募っていきますが、その中でもとくに多いとされるのが腰痛です。腰痛が慢性化すると、ただ座っているだけでもつらく感じることがありますが、実はなんと、ED(勃起不全)の原因にもなるといわれています。

一見すると関係のないように思える腰痛とED。この2つには、一体どのような関わりがあるのでしょうか。今回は、腰痛とEDについて解説していきます。

そもそも、腰痛の原因とは?

多くの男性が頭を抱える腰痛問題。とくにデスクワークをしている方に多いとされていますが、これはデスクに向かって椅子に座っているときの姿勢に問題があるといわれています。

長い時間椅子に座っていると、体を楽にしようとて無意識のうちに背中が曲がって首が前に出ていきます。このような猫背の状態になってしまうと、本来背骨を支える役割をする脊柱起立筋が使われず、腰の筋肉にばかり負担がかかってしまい、腰痛へと発展するのです。

さらに、姿勢が悪いままで長時間動かずにいると体内の血流が停滞し、筋肉が凝り固まってしまいます。このような血行不良や筋肉の凝り固まりも、腰痛の原因です。

腰痛とEDとの関係とは?

腰痛の原因を解説してきましたが、勃起との関係が見えないと感じている方が多いでしょう。しかし、この2つには密接な関係があるため要注意。

そもそも勃起は、脳で性的刺激を感じた際、その刺激が脊髄神経を通って陰茎に伝わることで生じます。脊髄内の神経が刺激され、男性器の中にある海綿体に大量の血液が送られると勃起が成立するのです。

しかし、腰痛によって脊髄が損傷を起こしていると、性的刺激の司令が陰茎にまで伝わらないため、勃起の準備ができません。これが、腰痛によるEDの原因です。腰痛によるEDを防ぐためには、腰痛にならないよう座っているときの姿勢を見直したり、運動やエクササイズをして筋肉を鍛えたりしておくことが大切です。

デスクワークがEDの原因になることも……?

長時間のデスクワークが腰痛のトリガーとなり、それがEDにまでつながることがわかりましたが、実はデスクワーク自体がEDと直結するとも考えられています。

デスクワークでイスに長い時間座っていると、男性器周辺が常に圧迫されている状態になります。椅子の座面に面する坐骨の内側には陰部神経があり、これが圧迫され続けることが問題だといわれているのです。

陰部神経は、勃起に関わる重要な神経。長時間の圧迫でこの陰部神経周辺の血行が悪化すると、神経障害や血流障害が生じやすくなり、EDへとつながってしまうのです。

まとめ

現代社会ではデスクワークを避けることは難しいと思いますが、慢性的な腰痛を我慢したまま放置していると、EDという男性にとって深刻な問題につながります。

先ほどもお話したように、EDを防ぐためにはデスクワーク時の姿勢を正し、筋肉を鍛えることを心がけ、腰痛を未然に防ぐ努力をすることが大切です。
さらに、数時間ずっと座りっぱなし……という状態を避け、1時間に1度は立ち上がって数分間のリフレッシュをするなどの工夫を取り入れましょう。