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「亀頭包皮炎」ってどんな病気?今すぐ専門医に診てもらうべき理由と解決方法

亀頭包皮炎


ペニスに赤み・亀裂・かゆみ・痛み・びらんなど症状が出来ている方は、亀頭包皮炎の可能性があります。

亀頭包皮炎は、亀頭に雑菌や細菌が感染することによって発症します。特に仮性包茎や真性包茎の方に起こりやすく早期の治療であれば症状も緩和させることができます。

亀頭包皮炎を放置していると、ニキビに似た赤い斑点や皮膚のただれが発症し、痛みやかゆみを伴うことがあります。治療方法としては、抗生物質の軟膏で治療を行い症状が強い場合、抗生物質の内服薬も併用します。何度も繰り返す場合は、包茎専門クリニックでの受診をおすすめします。

亀頭包皮炎になる原因とは

ペニスに赤み・亀裂・かゆみ・痛み・びらんなどの症状がある場合は、「亀頭包皮炎」の可能性があります。亀頭包皮炎には、いくつかの種類がありますが、一般的に発症する亀頭包皮炎は次のものが考えられます。

・雑菌や細菌が原因で発症する「細菌性亀頭包皮炎」
カンジダ性包皮炎や混合感染など
・糖尿病が原因で発症する「糖尿病性亀頭包皮炎」
 
前述した亀頭包皮炎のいずれかに該当していそうだと思った場合は、すぐに専門医の診察、治療を受けるようにしましょう。それでは亀頭包皮炎について解説します。

細菌性亀頭包皮炎とは

細菌性亀頭包皮炎は、主に仮性包茎や真性包茎の方に発症しやすい病気であり、細菌や雑菌が原因になって発症する亀頭包皮炎です。細菌には「黄色ブドウ」や「大腸菌」といった身体に常在している菌が含まれます。

通常は免疫機能によって細菌の活動が抑えられているため問題になることはありませんが、下記のような細菌の繁殖を招くようなことをすると、細菌性亀頭包皮炎を発症する可能性が上がります。

・ペニスを不衛生な状態で放置
・仮性包茎・真性包茎を放置
疲労・ストレスの蓄積
・ペニスの外傷を放置
細菌性亀頭包皮炎の症状は、軽い痛み、赤く腫れる、痒み、白いカスが出るなどの症状が知られています。細菌性亀頭包皮炎を発症しないためにも、できる限り疲労やストレスを抑え、ペニスを清潔な状態を保つ必要があります。

関連記事:包茎の人が患いやすい「亀頭包皮炎」とは何か?その原因と対処法について徹底解説

細菌性亀頭包皮炎の治療

細菌性亀頭包皮炎の治療は「患部に専門医から処方された軟膏やクリームなどを塗る」もしくは、抗生物質を使います。細菌性亀頭包皮炎の治療では、患部を清潔に保つことが重要です。特に包茎の人の場合は、余った包皮によって亀頭が覆われてしまい、細菌が繁殖しやすい環境になるため、入浴時に丁寧に洗う必要があります。

また、清潔に保つことだけではなく、患部をやさしく洗うように心がけることも大切です。

細菌性亀頭包皮炎の予防について

細菌性亀頭包皮炎を予防するためには、ペニスを常に清潔な状態にしておくことです。そして、清潔な状態に維持するためには、包茎手術を受けることをおすすめします。包茎の人の場合、包茎ではない人と比べて、感染症を起こしやすいと言われています。なぜなら、包茎は亀頭と包皮に恥垢がたまりやすく、不衛生な状態になりやすいためです。この不衛生な状態が続くと感染症を起こしやすいだけでなく、悪臭の原因にもなります。

包茎専門クリニックで包茎手術を行うことで、包茎を改善して、亀頭と包皮の間に恥垢がたまらないようにすることができ、亀頭包皮炎になりにくい環境を整えることができます。

真性包茎、仮性包茎、カントン包茎の方は、包茎手術を検討してみましょう。手術方法、不安な点、わからない点などは包茎専門クリニックにお気軽にご相談ください。

カンジダ性包皮炎や混合感染とは

カンジダ性包皮炎は「カンジダ菌による感染症によって起きる包皮炎」のことになります。カンジダ菌は細菌ではなく真菌という種類のカビの仲間です。カンジダ菌は人の細胞に近いため、人の免疫細胞では除去することが非常に困難です。

症状としては、白いカスのようなものが出てきて、かゆみを感じるようなものです。

さらに、カンジダ菌だけではなく、細菌にも感染している場合は「混合感染」と言います。混合感染の場合は、細菌性包皮炎とカンジダ性包皮炎の症状が出るため、しつこいかゆみや排尿時の痛みに悩まされることでしょう。

カンジダ性包皮炎の治療

カンジダ性包皮炎の治療としては、抗真菌薬という種類の軟膏を塗ることで治療ができます。また、炎症を抑えるために弱いステロイドを混合する場合もあります。治療自体は非常に簡単なため、現在、カンジダ性包皮炎に悩まれている方は、すぐに医師へ相談をおすすめいたします。

また、カンジダ性包皮炎は、体調を崩したり、陰部を不衛生な状態を維持しつづけたりすると再発する恐れがあります。薬による治療も必要ですが、生活習慣や陰部の洗い方などを見直しましょう。

糖尿病性亀頭包皮炎とは

これは、糖尿病が原因で起こる亀頭包皮炎です。糖尿病の場合は、血液の循環が滞ってしまうため、体の中に必要な栄養素や酸素などを供給することが難しくなります。

これはペニスにとっては大きな問題で、包皮にも必要な栄養素、酸素などが届かないと、包皮が乾燥してしまい、炎症を起こしてしまいます。また、包皮も脆くなり、弾力もなくなってしまうため、亀裂が生じやすくなります。糖尿病が原因である糖尿病性亀頭包皮炎となっている場合は、専門の医師にすぐに診察・治療を行ってもらいましょう。

関連記事:生活習慣病によって 引き起こされる糖尿病型包茎とは?包皮を悪化させる原因などをご紹介

糖尿病性亀頭包皮炎の治療
糖尿病性亀頭包皮炎の治療としては、包茎専門クリニックで、患部を切り取るという方法があります。炎症を起こしている患部を切り取ることで亀頭を完全に露出させ、SEXや排尿時などに感じる痛みを軽減させるというものです。

しかし、前述の方法で改善をすることは出来ますが、根本的な原因である糖尿病を改善しなければ再発する可能性があります。茎専門の医師の診察、治療を受けるだけでなく、糖尿病の専門の医師による診察、治療も行うようにしましょう。

糖尿病性亀頭包皮炎の治療としては、食事療法、運動療法薬物療法などがよく知られています。糖尿病の専門の医師に指導を受けながら、普段の生活習慣を改善していきましょう。糖尿病の治療を進めることで、亀頭、包皮の状態も改善していくことが期待できます。

ペニスの亀裂を放置するのは危険
亀頭包皮炎は、細菌、雑菌、糖尿病などが原因となって起こりますが、そのまま放置してしまうのは非常に危険です。ペニスの状態が悪化してしまう可能性があるだけではなく、糖尿病性亀頭包皮炎の場合は、尿路感染症などの他の感染症に感染してしまうリスクがあります。

さらに、排尿時、入浴時に痛みを感じて日常生活でもストレスを感じるでしょうし、痛みによってパートナーとの性行為もできないということにもなりかねません。また、ペニスに亀裂ができているという場合には、そこから出血してしまうこともあります。

「ペニスに亀裂ができている」「ペニスが痛い・痒い」などの症状がでている場合は、自己判断や、先延ばしせずに早急に専門の医療機関に行きましょう。ペニスの亀裂は、時間が経てば治るというものではありません。また、ドラッグストアで販売しているような薬で治すのは難しいので、出来るだけ早く専門医に診てもらいましょう。

細菌性亀頭包皮炎の検査について
細菌性亀頭包皮炎の原因となる、菌がどの菌であるかを特定するために、粘膜の表面や皮膚から綿棒を使って採取します。医療機関にもよりますが、検査結果が出るまでに、1週間程度かかる場合があります。

細菌性亀頭包皮炎の場合は、複数の菌に感染していることもあります。そのため、適切な治療薬を専門医から処方してもらわなければならず、ご自身で用意した薬では治らないことがほとんどです。亀頭包皮炎の自覚症状があるという方は、皮膚科、泌尿器科などを受診して検査を受けましょう。

まとめ

亀頭包皮炎についてご理解頂けたと思います。亀頭包皮炎を自力で治療することは非常に困難なので、専門医に相談し、解決方法を探っていきましょう。また、包茎手術により亀頭包皮炎を改善しようと考えている方は、包茎専門クリニックにご相談されることをおすすめします。